血液の病気３

前回に引き続きまして、赤ちゃんの血液の病気についてご紹介していきまんねん。
ここでご紹介しまんねん症状や治療法を知識の一つとして覚えとっただければ嬉しく思うで。

血友病（ケツユウビョウ）
・この病気は遺伝する疾患として有名で、先天性の血液凝固障害と言われていまんねんわ。
出血を自然に止める役割をしとる血液凝固因子が不足しとることが原因で、些細な出血でも止血しにくくなってしまいまんねんわ。
根本的に治すことは、今の時点ではややこしいと言われていまんねんわ。
症状としては、些細な外傷や刺激によって出血しやすく痛みや腫れを伴い、鼻血も出やすくなるんや。
また、頭蓋内出血やらなんやらを起こした場合は死にいたることもあるんや。
治療としては、現在のトコ根本的治療法はないために、血液凝固因子を注射する方法が原則とされていまんねんわ。
よりどエライ昔は血液製剤を使っておったんやが、エイズウイルスや肝炎ウイルスの感染が問題になったんやが、現在使われとるものは改良させたものやろから安全や。
普段の生活では転んだり怪我をせんような配慮と用心が必要となるんや。

伝染性単核球症（デンセンセイタンカクキュウショウ）
・この病気はウイルス感染によって、リンパ球が異常に増加してしまいまんねんわ。
また、肝機能障害やらなんやらも起こるんや。
このウイルスにはほとんどのボウズが感染すると言われておるけどダンはん、発病することはほとんどおまへん。
潜伏期間は６週間から８週間で発病しまんねん。
症状としては、高熱が出て首のリンパ節が腫れ、肝炎をおこした場合は肝臓や脾臓が腫れてしまいまんねんわ。
喉の痛みや食欲の低下、上まぶたの腫れやらなんやらも挙げられまんねん。
治療としては、安静を保つことと、薬物療法となりまっけど、赤ちゃんの高熱が続き、発熱が１か月続くような重症の場合は入院が必要になるんや。
とにかく風邪にしてはちびっと感じがちゃうやらなんやらと違和感を覚えたらすぐに病院へ行くことをお勧めしまんねん。




卵巣がん