新生児の病気

赤ちゃんが無事に誕生する場合があればそうではなくて、何らかの問題を抱えて誕生することもあるんや。
今回はそないな新生児の病気についてご紹介したいと思うで。

低出生体重児
・赤ちゃんは一般的に３０００ｇが出生児の平均体重と言われていまんねんわ。
低出生体重児とは、２５００ｇに満たない赤ちゃんのことを言いまんねんわ。
１５００ｇ未満は極低出生体重児と言い、１０００ｇ未満は超低出生体重児と言いまんねんわ。
体の臓器や機能が未熟な為に保育には用心が必要となるんや。
この低出生体重児になる原因やけどアンタ、妊婦の喫煙やアルコール依存症、妊娠中毒症やらなんやらが挙げられまんねん。
要するになあ、妊娠中の母親自身の健康管理が原因になっとるちうことや。
症状としては、脂肪分が少ないために痩せていまんねんわ。
大きな頭やお腹に対して足や腕やらなんやらは細く、爪は指の先まで伸びておらへんこともあるんや。
治療は、新生児集中治療室で行われまんねん。

過期産児（カキサンジ）
・過期産児とは、出産予定日よりも２週間以上過ぎてから生まれた赤ちゃんのことを言いまんねんわ。
この場合体重が平均以上であればまるっきし問題はおまへん。
反対に体重が少ない場合が心配や。
胎盤機能不全症候群ちう栄養不良になっておるからや。
妊娠中毒症の場合に起こりやすいと言われておるけどダンはん、はっきりとした原因はわかっていまへん。
低血糖症や呼吸障害やらなんやらの合併症を起こす危険もあるため、出生時に仮死状態に陥っとることもあるんや。
症状としては、ほとんどの場合が痩せていまんねんわ。
これは栄養不良によるものや。
治療としては、合併症に用心が必要で退院してからも定期的な健診をお勧めしまんねん。